知り合いのおじいちゃんから、夜遅くに「明日の朝7時に家に来て」と
突然連絡が入りました。なぜかの説明もなしに。
もしかしたら、何か悪いことでもあったのかも?
と心配してメールを返すと、「結婚式があるから」との返事が。
人生一大イベントなのに、前日に招待客を集めちゃう
行き当たりばったりさがすごい。
もちろん式の運びも、行き当たりばったり感満載。
朝9時開始予定だったのに、暑さのためか8時半すぎには
もう始めちゃうし、
リハーサルもなしに、いきなりぶっつけ本番なので、
フラワーガールは走り始めるわ、
遅れてきた参列客が花嫁と同じタイミングで教会に入ってくるわ、
てんやわんや。
それでも無事に式は終了。
そして10時に始まった披露宴では、着席と同時に料理が運ばれ、
お客も、新郎新婦も、
わき目も振らずに
真剣に食べる。食べる。食べる。
メニューは、
パタティム(豚足の煮込み)
アドボ(豚肉(というより豚背油)の煮込み)
アチャラ(青パパイヤのピクルス)
コンドル(冬瓜のジャム)
フィリピンの披露宴は、お披露目というより、
食べることがメインのようです。
そして、恒例のお祝い金集めが始まると、
会場を後にする人がちらほら。招待客のほぼ半分がいなくなってしまいました。
払う前に帰っちゃえ、ってことでしょうか。
それでもこれが許されちゃうのも、フィリピン。
結婚式や誕生日には誰でも呼んじゃうというのがフィリピン風・・・この大らかさがたまらない魅力・・・フィリピンに慣れると日本の風習があまりにも排他的なのに気付く事でしょう・・・
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