11/28/2010

高倉式コンポスト③


高倉式コンポストの作り方です。

材料:
〇もみがら
〇ぬか
〇おがくず(optional)
★水
★ヨーグルト
★キムチ
★きのこ
★ヤクルト
★山で採取した菌や土

1.発酵液を作ります。★印のものを細かくちぎりながらよく混ぜます。

2.〇のものを混ぜます。

3.★を〇に少しずつ混ぜます。

4.混ぜたものを手でぎゅっと握り、水分量を確認します。
水が指の間から出ず、握った手を開いた時に
そのまま固まった状態であればOK
ポロポロと崩れてしまう場合は、水を追加、
水が余分であれば、〇のものを足します。
5.山の状態にし、通気性のあるもの(新聞紙、毛布など)で覆います。
6.一日一回空気を入れるようにかき混ぜ、7日間続けます。
完成したものがコンポスト種です。
通気性のある籠やバスケットの中にダンボールを敷き、その中にコンポスト種を6分目ほど入れます。生ゴミの水分を切り、細かく刻んでコンポスト種によく混ぜます。
虫が入らないように、籠やバスケットは蓋をします。一日一回よくかき混ぜます。
生ゴミは1~2日で分解され、形がほとんど見えなくなるそうです。

11/25/2010

ブレスレット作り

いつも一生懸命のつもりですが、
最近特に一生懸命になっているのが、これ。









ピリナッツの殻を使ってブレスレットを作っています。
私の所属するPilinuts Growers and Processors Associationから
ゴミとして捨てられていた硬い殻をもらって試しに作ってみたところ、
自画自賛ですが、けっこういい感じ。

主な材料はタダで手に入るし、作り方も簡単だし、
誰でも思いつきそうなものなのですが、未だ似たような製品は見たことが無い。

このブレスレットをDaetにいるストリートチルドレンと一緒に作って、
観光客向けに販売し彼らの収入源にすることが出来ないか考えています。

12月5日の国際ボランティアデーに子供達を集め
第一回目の制作会を計画中。

どんなものが出来るか今から楽しみです。
こんなデザインや色が欲しい、というリクエストがあればぜひ!

11/20/2010

Cebu restaurant -The Gustavian

せっかくCebuに来たんだから、ということで
ちょっぴり奮発ディナー。

『The Gustavian』 バニラッド本店

パンやお惣菜、輸入食材が並んだお店の一部がヨーロッパ風のレストランになっています。


アラカルトもありますが、私たちが選んだのはディナービュッフェ。

だって、前菜コーナーに生ハムマンゴー、レタスいっぱいのサラダがあったんだもん。

新鮮なレタスに飢えた私は
ひたすら山盛りサラダ→果物→山盛りサラダ→果物。



写真は友人のお皿。
これでもか~!っていうほどの
ローストビーフと
追いやられた生ハムマンゴー。




これ以外にも、白身魚のタルタルソース、スープやパスタ、野菜のグリルなどもりだくさん。

食べ盛り?の私たちは、ビュッフェ以外にも特大ピザも注文。
シーフード、アンチョビ、アーティーチョークまで惜しげもなくのせられてます。
(フィリピンに来て初めてのアーティーチョーク!)

薄いカリカリ生地のピザは、フィリピンに来て食べたビザの中で
間違いなくベスト!
このピザのためにもう一度Cebuに来てしまうかもしれない。。。

ディナービュッフェ:490ペソ(980円)
ピザ:350ペソぐらい(700円)

レストランで食べても200ペソ(400円)ぐらいのフィリピン感覚で考えると、
ちょっぴり清水飛び降り価格ですが、
日本円で考えると、なんかお得感満載だなぁ。。。

Cebuへお越しの際は、ぜひThe Gustavianへ。





高倉式コンポスト②

マニラに行っていたのでしばらくブログをお休みしていました。

さて。
改めて高倉コンポスト。

Cebuに着いて、他の隊員4人と合流。
そして、約束の時間にNGOを訪ねると、ちょうど高倉さんと
北九州国際技術協力協会の方々がいらっしゃいました。

「これからコンポストに使う菌を取りに行くために山に行きますよ。」

山へ菌を取りに!?面白そうーっ!

ということで、お会いしたばかりにも関わらず
図々しくも5人そろって同行させていただきました。

Cebu在住歴20年のパワフルで素敵な日本人女性に案内していただき、Cebu市全体が見渡せる山に到着。
噛み付いてくる大量のアリや、激しい傾斜なんて物ともせずに、
勇ましくずんずんと奥へ入っていく高倉さん。





山で集めたもの:
・腐葉土、特に白く腐り始めた木の破片
・バナナの木の下から、バナナの葉が堆肥化し始めている土
・倒れた木から生えていたキノコ


これ以外にも、お店で買える、きのこ、ヨーグルト、キムチ、ヤクルトなど発酵製品も材料になります。

これら自然界にある菌や、身近なお店などで購入できる発酵菌を組み合わせることで、コンポストの分解スピードを速めることができるのだそう。

このコンポストのために特別なものを購入する必要はありません。必要な材料はすべて身近で入手できるものばかり。




さぁ、次は高倉式コンポストの作り方!!



11/07/2010

高倉式コンポスト

派遣前からフィリピンでの活動に盛り込みたい思っていたのがコレ。
 








生ゴミをコンポストバケツに入れる通常のやり方は
生ゴミが土に返るまで数ヶ月かかります。

しかし、この高倉式コンポストは、発酵食品の微生物や
その土地で採取できる菌などを使うことで発酵スピードを早め、
なんと数日で生ゴミを堆肥化することができるという魔法のような手法。

このコンポストは、元々はインドネシアのスラバヤ市と
北九州国際技術協力協会の共同プロジェクトにて、
高倉さんという研究者の方が開発されたもの。
Takakura Compostの名前もこの方のお名前から。

インドネシアだけでなく、アジアの他の国でもこのコンポスト方式は広まりつつあり、
フィリピンではCebu市にあるNGOがこのコンポストを使って
スラム街でのごみ減量、町の美化のプロジェクトを行っているとの情報が。

実は数ヶ月前から現地のNGOと連絡を取って、
コンポストについてのワークショップと、
プロジェクトのコミュニティを見学させてもらう約束をしてもらっていたのに、
同じ職種の隊員と一緒にCebuへ行こう!と計画が固まったのは
出発4日前。

いつも直前にバタバタしないと旅行に出発できないのは、
未だ変わらず。
今回は友達まで巻き込んでバタバタ。

けれど、バタバタした甲斐は十分にありました。

なんと、出発前日にNGOの担当者から連絡があり、
「あなたがCebuに来る間に、日本から高倉さんが来ているらしいので
一緒にセミナーに参加したら?」と。

高倉さんご本人から直々に教えていただけるなんて、こんなチャンス二度とない!
それはもう意気揚々とCebuへ発ちました。

つづく

11/06/2010

Cebuへ行きました














実は、先週Cebuに行っていました。
数日ブログをアップしていなかったので、また母から『大丈夫?生きてる?』と電話が入る前にご報告。

Cebu市が日本からの技術支援を受けて実施しているコンポストについて学ぶことが目的です。

多くの方に助けられ、出会いに恵まれ、とても有益な旅となりました。

詳しくは明日書きます。