12/25/2011

Merry Christmas!

今日はクリスマス!

朝から、子供達が玄関口で「Namamasko po!」と大きな声を出しながら、小銭や飴、チョコレートなどのプレゼントをもらいにきます。

ビニール袋いっぱいのお菓子をうれしそうに抱えながら、近所の家々をたずねてまわる子供達の姿は、フィリピンのクリスマスの風物詩です。



さて、先日、Pili Kidsのクリスマスパーティーをしました。

当日集まったのは、子供約80人、その子供のお父さんやお母さん10人、そしてお手伝いに来てくれたNGOのスタッフや友人とそのまた友人達15人!!

まず、フェイスペインティング。
子供達がお互いの顔に好きな絵やデザインをします。




 ピエロも。
















パンダ?も。















私もこんなに。
(けどなんか汚い・・・。)














そして、
いすとりゲームをしたり、
クリスマスソングを歌ったり、
おどったり。













お昼は、子供たちの大好物メニュー。















デザートには、シフォンケーキとアイスクリームも用意しました。
子供達は大興奮!













中には、3回も4回もおかわりをする子供も。















みんなで記念撮影!



























帰る前に、プレゼントを渡しました。














子供も大人も、笑顔がいっぱいでした。

協力してくれたみなさん、本当にありがとう!

みんなが素敵なクリスマス、お正月を過ごせますように。















12/21/2011

クリスマスパーティやります!

今回がフィリピンでの最後のクリスマス。

子供達のための、クリスマスパーティーを企画しています。


パーティーの食事は、子供達にリクエストをとったところ、以下に決定!

ミートソーススパゲッティー (もちろんフィリピンのバナナケチャップ風味)
フライドチキン
春巻き
野菜炒め
シフォンケーキ
アイスクリーム

プレゼントも用意しました。
これ。   お米2kg、お菓子に、赤い包装紙に包まれているのは、洗濯用の石鹸。
なんで子供達に洗濯用の石鹸かというと、
フィリピンの貧しい家庭の多くでは、洗濯にも、
手を洗うにも、食器を洗うのにも、この洗濯用石鹸を使うから。

農家の家でご飯を頂くときにも、時々スプーンやお皿から、
フローラルな香りがすると、「洗濯石鹸で洗ったな~」ってわかります。

 じゃーん。
どうだ!100人分!

NGOのスタッフに手伝ってもらい、まる半日かけて用意しました。


いつものPili Kidsに加え、市場付近で物乞いをしている子供にも大勢声をかけました。

さーて、明日、何人集まるか?



11/26/2011

誰がこんなのたべるんですか?!

しばらく更新を怠っていて、本当にすみません。

いろいろ書きたいことがたまっているのですが、
今日見た光景があまりにも衝撃的だったので、
どうしてもコレだけは、今すぐにと思い。

フィリピンでは、歩きながらものを売る人が多い。

タバコ、揚げたてのバナナキュー(バナナに砂糖をまぶしたおやつ)、汗拭きタオル、おもちゃまで。持ち運べるものなら、なんでも歩きながら売っている。

こんなの売ってる人初めてみた!!

コレ。




もっと見えるように、高く持ち上げてください。

はい、コレ。


おじさん、得意げ。

何度名前を聞いても、よくわからず。
ワニの子供のような、巨大トカゲのような。
なんなんだ、この生き物!

捕りたて?で、まだ元気よく生きていて、
時折くねくねしながら、ピロピロと舌を出す。

ひぃぃぃぃ。

「Masarap(おいしい)」をひたすら繰り返すおじさん。

ひぃぃぃぃ。

いや、いくらおいしくたって、どうやって調理するんですか、これ。

本当にこれ誰か食べるんですか?


近くにいたお店の警備員のおじさんが、「鶏肉よりおいしいよ。」だって。

コレ、400ペソ (800円)。


ゲテモノも格安で食べられます。

10/16/2011

ボホールへ

9月の末に、ボホール島行きました。

ボホール島といえば、

ほぼ同じ高さの山が1800個近くある風景がどこまで続く
チョコレートヒル。
(茶色ではなく、緑色だったけど)




 世界最小のサル、ターシャ。
(どうしてもグレムリンを連想してしまい、かわいいというより、コワかった)



それ以外にも、友人の活動先である大学で、工業デザインクラスの生徒に対してプレゼンをしたり、


マングローブの植林をしたり、






さらには、浴衣を着て日本舞踊もどき?も披露。

今回の旅行の収穫は、
友達が、周りから本当に愛されて元気に活動している姿が見れたこと。

さらに、Daet周辺とはまた違った美しい風景や、陽気な人達に出会えて、
今までよりさらにフィリピンが好きになったこと。

やっぱりフィリピン最高!


おまけ。

ボホールに行くなら絶対におすすめのホテルは、ここ。
Bohol Bee Farm

ホテルの敷地内に、オーガニックのハーブやレタスなどの野菜畑があり、その中で養蜂もしています。愉快なスタッフが畑を案内してくれる無料ツアーはなによりおすすめ。

ホテルで出されるサラダは、ここの畑で収穫された新鮮な野菜が山盛り。野菜の本当の美味しさを味わえます。

このレストランからは、真っ青な海が見渡せます。
その景色は、ぜひ実際に行って見てほしい!

10/13/2011

残り6ヶ月。

帰国まで残り6ヶ月。

あっという間に時間が過ぎていく。

毎日、やりたいことがたくさんありすぎて。もちろん全部はできなくて。

それでも、たくさん笑って、たくさん食べて、
多くの人からたくさんエネルギーをもらい、
今日もよい一日だったと幸せな気持ちで眠りに落ちる。

そんな毎日を送りながら、元気にしています。


最近みた美しい風景の写真を二つ。

 近所から見た夕焼け
 バガスバスビーチの朝焼け












おまけ。

Daetにある唯一のデパート、Central Plaza Mallで見た
新しいスタイルのクリスマスツリー。



















どーしてまた逆さまなんだ?
不自然すぎるし、デコレーションしにくいだろうに。

7/26/2011

Takubo para sa Japan

とは、タガログ語で、Run for Japanという意味。

先週の土曜日に、マニラにあるフィリピン大学の構内で、東日本大震災の被害者への義援金集めを目的としたチャリティーマラソンがありました。
学生グループによって企画されたこのイベントは、参加費の半分が赤十字を通して寄付されるというもの。

スポンサーでもあるJICAが会場内でTシャツの販売するというので、そこに便乗して、ピリナッツのアクセサリーと有機米も一緒に陳列させてもらうことに。

同じ協力隊の友人と一緒に、やる気満々で朝4時半に会場到着。
ちょっと?いや大分、早すぎました。
まだ真っ暗だし、スポンサーの一社である大塚製薬のスタッフがちらほらいるだけ。

明るくなり始めた頃、少しずつ人が集まり始め、7時過ぎにようやくスタート。

私は6.6Kmのコースを走りました。
緑あふれる構内のコースは、
とっても気持ちが良かった。




なんといっても、日本のために集まってくれた人たちと一緒に走っているという感覚は、もちろん普通のジョギングとは違い、格別!

JICAのブースに来てくれたお客さんの中には、同じTシャツを一人で5枚も購入してくれた方もいました。日本のことが大好きで、自分で日本語を勉強しているというこのフィリピン人の学生は、「こまったときは、おたがいさまです」と恥ずかしそうに日本語で言い、微笑みながら立ち去っていきました。
感動して思わず涙ぐんでしまった。

お米とピリナッツアクセサリーの売り上げ金額は約2500円分。
小額だけれど、これも寄付します。

参加者に配られたTシャツにある「Tumakubo ako para sa Japan」とは
私は日本のために走りました、という意味。

日本を応援してくれている人がここフィリピンにも大勢いるのだと思うと、嬉しくなります。
この想いが被災地の方々に届き、少しでも早く震災前の生活に戻れますように。

7/17/2011

太れない理由

昨日、あまりにも衝撃的な出来事がありました。

以下、気分が悪くなる可能性もあるので、お食事中の方は読むのを控えてください。


さて。
土曜日に行っている子供達とのアクセサリー作り。

朝9時半から開始ですが、朝ごはんを食べないでやってくる子供が多いので、10時のおやつを用意しています。

いつもは、パンやお菓子を買うのですが、
今日は健康志向でパイナップル。
市場で10個購入し、その場で皮をむいてスライスしてもらいました。

用意したパイナップルはあっという間になくなり、
子供達がそれぞれ作業を始めたとき、
一人の男の子がお腹が痛いと、今にも泣き出しそうな表情でうったえてきました。

横になるように勧めて、しばらく他の子供の作業を手伝っていると、
その男の子が痛い!痛い!と泣いているのに気づきました。

床に座り込んでしまい、お腹の部分を押さえながら、
ボロボロ涙を流しています。

何を聞いてもただ首を振り泣いているだけ。

周りの子供達は、
「朝ごはんを食べずにパイナップルを食べたからお腹が痛くなったんだよ」と
私に言います。

パイナップルは空腹状態の胃には良くないのだろうか、
もしかしたら昨日からご飯を食べてないのかもしれない、
といろいろ考えましたが、痛がる様子が尋常ではありません。

水を飲ませた後、吐き気がある様子だったので、NGOのスタッフにどうすればよいのか聞きに言って戻ってくると、一人の子供が私に向かって、

「吐いちゃったよ。虫が出てきたよ。」と。

何のことだか理解できず、あわてて男の子を見に行くと、彼の足元に白い巨大なミミズのような虫が
4,5匹のた打ち回っています。

自分の見ている光景が全く信じられませんでした。
吐物からでてきたものは、回虫だったのです。
箸ほどの太さで、20センチほどはありそうなものが、いくつも。

スタッフに急いで虫下しの薬を買ってきてもらうように頼み、
男の子の様子を見ていました。
すると、再度吐き気がが起こり始め、嘔吐。

今度は、先ほど出てきたものよりも、さらに太く、
50センチはあろうかという大きな回虫が出てきました。
さすがに今回は思わず目を背けてしまいました。

男の子はただ呆然と座っているだけ。
周りの子供達はキャーキャー怖いと騒ぎ始めました。

スタッフによると、「酸性のパイナップルがお腹の中の回虫を刺激して、外に出てきたんだ。痛がっていたのは、虫が咬んでいたからだよ。フィリピンでは回虫を出すためにポメロ(グレープフルーツのような果物)を食べるといいっていうんだよ。」とのこと。

男の子には虫下しの薬を飲ませて、ゆっくり休むように帰宅させました。


アクセサリー作りに参加する子供達は、殆どの子供がとてもやせています。
腕を持つと、骨を感じられるぐらい。

家庭が貧しいく、満足に食事を食べられないからだと思っていましたが、やせている理由は、それに加えて回虫もあるからだということが分かりました。この男の子以外でも、回虫を持っている子供がいる可能性は十分にあります。
あんなに大きな虫が何匹もお腹にいたら、わずかに食べる食事も全部栄養を取られてしまうはず。そして子供はいつもお腹がすいているはず。

フィリピンに同じ協力隊で来ている看護婦の友人に聞くと、フィリピンでは体内に回虫を持つ人が非常に多いとのこと。回虫の卵がついている床を触った手で、ご飯を食べたりすることで、うつってしまうのだそう。フィリピンでは大人でも食事の前に手洗いをしない人が多いのに、子供が手を洗うはずがありません。

次回集まるときには、子供達全員に虫下しの薬を配ろうと思います。
また同時に、手洗いの仕方、手洗いの大切さについても、時間をとって、何度も繰り返し教えていこうと思います。


気分が悪くなってしまった方がいましたら、申し訳ありません。
今思い出すだけでも血の気が引くくらいですが、フィリピンにはこういう子供達がまだ多くいるんだということをぜひ知ってもらいたくて書きました。

7/06/2011

復活!

気づくとほぼ3ヶ月近く更新を怠っていました。
心配してご連絡をいただいた方、すみませんでした。
大丈夫です。とっても元気にしています。

この3ヶ月の主な出来事をざっと。

フィリピン中の協力隊員(現在70人強)がマニラに集合して活動の報告を行う『総会』がありました。
約一週間、寝る間を惜しんで、よくしゃべり、よく食べ、よく笑い、久々に会う友人から刺激を受けて、任地に戻りました。

その後、配属先のNGOで本格的に新しいプロジェクトがスタート。
多いときでは週3回、プロジェクトの事前調査のために、バイクで一時間ほどの場所にある村へ通いました。一軒一軒たずね、10ページ近くにもなる質問表を埋めるのに必要な情報を、会話をしながら収集しました。

6月は、Daetで3週間のお祭りがありました。
はしゃぎすぎたのか、微熱と原因不明の腹痛が続き、体調不良で1週間お休み。
子供達とのピリナッツアクセサリー作りも続いています。
最近は、子供達のお母さんも参加を希望するようになり、製品の質が上がってきました。
新しいデザインの商品も作り始めました。

アメリカ版のJICAのような、Peace Corpでボランティアをしている友人と協力して、廃棄される予定だった小学校の机に、子供達がペンキを塗ってリサイクルをするイベントを開きました。
  









それ以外にも、ご近所にいる日本人の友達と餅つきをしたり、
着付け教室をしたり。
これは、また別の機会に。

3ヶ月間変わっていないのは、日々の恵みと出来事に感謝をしながら毎日を過ごせていること。

どこにいても、どんな仕事をしていても、この習慣だけは、続けていこう。



4/04/2011

交通違反ってなに?

私はフィリピンでも、日本の交通ルールを守るようにしています。

なぜなら、フィリピンの交通ルールがよくわからないから。

基本的なことはもちろんわかります。
右側通行とか、右折の場合、信号が赤でも注意した上で曲がってよいとか。

何が交通違反なのかがわからない。

ウィンカーやライトが壊れている車やバイクが多くて、それらを使っている人が本当に少ない。
曲がるときの合図は、曲がる方向に手をばたばたするだけ。
この間は、手がふさがっていたのか、足を直角に突き出して合図をしていたトライシクルのドライバーを見ました。さすがに足はないだろうな、と。
けど、ウィンカーが壊れてたって、合図をしなくたって捕まらないんですね。

バイクに乗るとき、Daetの人の多くは基本ノーヘル。
一応Daet市街ではヘルメットを着用しなければならないことになっているのでヘルメットは持ってはいるんです。ただし、ハンドルのところでぶらぶらしてるだけ。
で、街中に入る直前に着用。しかも一時停止するわけでもなく、運転しながらかぶっちゃう。
こわー。でも捕まらないんですね。
ちなみに、バイク用のヘルメットが高くて買えないのか何なのか、自転車用のヘルメットとか、工事現場用のヘルメットとか、子供用のヘルメットとか、かぶっているヘルメットはさまざま。
そのうち、ヘルメットコレクションを写真に収めたいと思っています。

原付バイクに二人乗りはあたりまえ。
3人、4人もまぁ普通。
小さな子供やあかちゃんを抱きかかえながら、最大8人乗っているのを見たこともあります。
中国雑技団かよっ!と思わず突っ込みを入れずにはいられません。

そして、昨日見た光景。
お父さんが原付バイクを運転し、その後ろに5歳ぐらいの子供、そしてその後ろに赤ちゃんを抱えたお母さんが乗っていました。
なんと、お母さん、バイクに乗りながら授乳してました!
4人乗りしながら授乳っ!
ありえない・・・。
けれど、これもまた捕まらないんですねぇ。

何をしたら交通違反なのか、あぁ、わからない。。。

TIAN TIANで中華火鍋

父と母がフィリピンを発つ前日、マニラにある中華火鍋のお店、TIAN TIANにいきました。

野菜がたくさん食べられるし、なにより楽しい!と、フィリピン歴の長い友人のおすすめで
前からずっと行ってみたかったお店。

席につくと具材のかかれた紙が渡されるので、注文をしたいものに印をつけていきます。
スープは、塩味と辛いスープの2種類。


海老は、水槽の中の生きている海老を取ってテーブルに運ばれ、煮えたぎったスープを海老の入った器に注いで、弱らせてから鍋の中へ。ちょっとかわいそう・・・。けれど、プリップリでとっても美味!



野菜や肉もいっぱいたのんで、最後の〆は米粉の麺で。
本気でお腹がはちきれるのではないかと心配になるまで食べました。

アルコールも含めて、3人で2000ペソ(4,000円)ぐらい。

Tian Tian Hot Pot Restaurant
928 Pasay Road (A.Armaiz Ave)
Makati City, Manila
02 8446586

3/30/2011

Daetのみどころ

これが、今回の父と母の旅行スケジュールです。

(金) 12am:マニラ到着
(金) 12pm:マニラ →(飛行機)Naga →(車)Daet
(土) ビーチを散歩 →子供とピリアクセサリー作り →市場散策
(日) 農家のおじいちゃんの家
(月) NGOの見学 →(バス)Naga →(飛行機)マニラ
(火) 7am:マニラ発、成田へ

5日間のうち、マニラにいたのは合計で24時間にも満たない程度。
ほぼ3日間はDaetで過ごしました。

正直、Daetには、Bagasbasビーチ以外にこれといった観光名所がありません。

それでも、二人がDaetを去るときに、「とってもよい所だった!ぜひまた来たい!」と力を込めていうぐらい、Daetはなぜだかとっても居心地がよい所なんです。

Daetでどんなことをしたかというと、、

朝ごはんが人気のお店で、朝からガッツリと山盛りのご飯に、牛肉のスープ!ココナッツベースのチキンカレーもおすすめ。
3人でたらふく食べて、80ペソ(160円)



Bagasbasビーチでお散歩。
日陰の場所は一切ありませんので、日焼け覚悟で。

海岸に打ち上げられたゴミを一生懸命掃除するボランティアの人達がいます。時間があれば、一緒にボランティアをして汗を流すもOK.




ストリートチルドレンと一緒にピリナッツのアクセサリー作り。

時折、子供達に日本語で話しかける母。
言葉が通じなくたって、視線と姿勢だけでもコミュニケーションできるもんです。




市場では、完熟マンゴー、バナナ、ジャックフルーツ、それに桜海老やカニ、かれいなど新鮮な魚介類を買って、家でご飯を作りました。





乗り合いのトライシクルで、ひたすら舗装の悪い道を、頭をごんごん打ちつけながら20分、ジョージおじいちゃん、アドおじいちゃんの家へ。




アドおじいちゃんの孫がココナッツをとってきてくれました。中のジュースは一人では飲みきれないほどたっぷり入っています。飲み終えたら殻を割って、ゼリーのような果肉をスプーンですくっていただきます。


写真には残念ながら写っていませんが、生まれて数週間足らずから、超肥満の300キロ級まで、よりどりみどりの豚が見れます。





そして、テーブルに載りきらないほどのおもてなしの品々。食べ切れなかった残りと、精米したばかりのお米をお土産に持たせてくれました。

それ以外にも、家の前にいる牛を眺めたり、桶を使ってシャワーをあびたり、停電の中ろうそくの光でご飯を食べたり。
私にとって日常になりつつある生活が、父と母にとっては非日常であり、とても新鮮だったようです。

私がとてもうれしかったのは、「騙されたり、値段をふっかけられたこともなく、Daetにいて嫌な気分になることが一度もなかった」という母の一言。

そう!その通り!
Daetの人々は、とても素直で、心の温かい人が多いのです。
だからこそ、人を疑ったり、警戒する心も和らぎ、どこか大らかな気分になって、ゆったりとした時間の流れに身を任せられる。

フィリピンにも数多くあるリゾートは作られた環境だからリラックスできて当然!
けれど、人々が日々生活するその日常生活空間が、心を解きほぐしてくれるような場所であるって、素敵だと思いませんか?

写真や言葉じゃ伝わらない。
来たらわかるこのDaetのよさ、一度味わったらはまります。

3/28/2011

ようこそフィリピンへ!

しばらくブログの更新ができていなかったのは、
私の父と母がフィリピンに来ていたから。

地震が起きてから1週間後でしたが、去年から計画を進めていたし、
保育園で働く母も貴重なお休みを取ってくれていたので、
ここは思い切って決行してもらいました。

夜の12時過ぎにマニラの空港に到着。
そして次の日にはすぐDaetに向けて出発。

さて、父と母の宿泊先は、こちら。

 私のアパート!
(黄緑色の壁の奥にある白いところ)






シャワーもないし、お湯もでないし、ベッドで蚊帳を張って寝るんだよ、っと言っても、
「せっかくなら、普段の私の生活を体験したい!」
といって聞かない父。
さすが、40年前に青年海外協力隊の隊員だっただけあります。

 すでに1年が過ぎて、こっちの生活に慣れてしまった私と違い、みるものすべてが新鮮に映るようで、どんなことをしても、どんなところに行っても感動してくれます。










そんな父と母が見つけた、
1つの光景。

マニラの第三ターミナルにあるCebu Pacificのカウンターの片隅にあった、
「Body Weight Counter」

写真の取り方が良くなかったので下の部分が切れていますが、
黄色い男性が体重を量り、警備員のような男性が数字を覗き込んでいるの、みえますでしょうか。
男性だろうが、女性だろうが、公衆の面前で体重計に乗せられています。

なぜこんなところで体重を量るんだ!と笑っていたのですが、
実はこれ、飛行機の右と左のバランスを保つ座席を決めるために量らせられるのだそう。

性別や年齢によって体重が違うのは理解できます。
けれど、その重さによってバランスが崩れてしまう可能性のある飛行機って、ちょっと乗るの怖くないですかね?

例えば、この体重測定の結果、せっかくの家族旅行なのに一人離れた席に座らせられたりしたら、ショックだろうなぁ。
いや、もしかしたら、この強制体重測定が、ダイエットの励みになるか!?
Cebu Pacificの前には、ダイエット★

けれどご安心ください。
すべてのフライトで量らせられるようではなさそうですので。

3/16/2011

世界中からのエール

地震のあった日の夜から、本当にいろいろな方から、
日本にいる家族や友達の安否を心配するメール、
被災された方々を励ますメールをいただいています。


一緒にNGOで働いている仲間

フィリピンでお世話になっているおじいちゃん、おばあちゃん、友達

プロジェクトの村の人たち

市場のおじちゃんやおばちゃん

トライシクルドライバーのおじちゃん

DAETの市長さん

一緒にピリナッツアクセサリーを作っている子供達

近所の人たち

エアロビクス仲間

留学していたときの友達

7年前に旅行中に知り合ったインド人のおじさん

"Are your family and firends OK in Japan? I am praying for Japan."

" I am extremely shocked to see the Tsunami hit Fukushima's scene in electronic medias especially in BBC News. I do extend my deep condolence to the people of Japan in this days of Natural disaster."

"I hope the issues with the nuclear power plants can be sorted out soon and they cause no major issues for you or anyone at home. We are praying and thinking of you."



みんなが、テレビや新聞で見る地震と津波の被害に心を痛ませ、
一日も早く日本が復興することを祈ってくれています。

大切な人をなくされた方々、被災された方々を世界中の人が応援してくれています。

温かいエールが被災地の方に届きますように。

今の私にできることは、
祈る、
募金、
そして、被災地で毎日必死に耐えている方々のがんばりを
世界に伝えることだと思います。

仕事場で、村で、街で、家の周りで、
日本がひとつになって、助け合いながら、懸命に復興に向かう姿を、これからも毎日伝えます。

3/13/2011

何も手につきません

日本で地震が発生した日、
私はジョージおじいちゃんの家にいました。

午後4時過ぎごろ、そろそろ帰ろうと思って携帯を見ると、電池ぎれ。
帰ってから充電しなきゃと思いながらバイクにまたがったその時、
おじいちゃんの家の向かいの人が慌てた様子で走ってきて、
「Lindol sa Japan!!(日本で地震があった!)」と。

地震は東京だ、津波がきて、家やビルがどんどん倒れてる、
ひどい火事も起きてると、錯乱状態でテレビでみた映像を
必死で伝えようとするのですが、私はもう不安で不安でたまらなくなりました。

大急ぎで家に帰って、父から家族は全員無事だというメールを見たときには、安堵感で放心状態でした。
幸い、親戚や友人もみんな無事でした。

おとといの夜から、ずっとインターネットで見れる日本のテレビの生放送を見ています。
増え続ける亡くなられた方と行方不明の方の数、被害の状況を見ていると、他のことが何も手につきません。

助けを待っている方々が一刻でも早く救助されますように。
これ以上被害が拡大しませんように。

懸命に、懸命に祈っています。

3/09/2011

サバ

といったら、フィリピンでは魚のことではなく、
バナナの一種で、火を通して食べる調理用バナナのこと。

日本で売られているような長いバナナと違って、
小ぶりで皮が厚く、硬くて、熟れても実は硬いまま。

フィリピンのどこに行っても道端で売られている揚げバナナは
このバナナを使います。
フィリピンではこのサバを肉と一緒に煮込んだりして、野菜のように食べることもあります。
食感はまさにサトイモや硬めのジャガイモといったところ。

最近の私の朝ごはんはこれ。

皮のまま茹でて、やわらかくなった皮を剥いて熱々のところを食べます。




さわやかに甘くて、後からちょっと酸味があって、
一度食べたら、やめられない。
今日の朝も、一本、また一本と、結局5本も食べました。(食べすぎ?)

一房で、10ペソ(20円)。
パンを買うより、サバの方が安い!

このバナナも日本で輸出しはじめないかなー。

3/08/2011

Donsol Trip

しばらくブログの更新を怠っていました。すみません。
いつも通り元気です。

ここ10日ほどで、ちょこっと旅行にいったり、マニラであったイベントに参加したりしていました。

さて、”ちょこっと旅行”は、ジンベイザメを見るために、
Donsolというところまで行ってきました。
そう。ジンベイザメとは、たまに水族館で見かける体に白い斑点の入ったとーっても大きなサメ。

Donsol近海はプランクトンが豊富で、そのため毎年12月から6月ぐらいまでジンベイザメが集まると有名になり、ここ数年で急速に観光地化が進んでいます。
中型の相乗りバンを3回乗り継いで、7時間半。
乗り換えがある分、バスよりも楽かと思いきや、大間違い。
本来3人掛けの座席にどうしても4人で座らせられるし、手足の感覚がなくなるくらいエアコンがガンガンにかけられるし、あぁバン恐るべし。
宿泊先は、Dancalan Beach Resort。
名前にResortと入っていても、ホテルはいたってシンプル。
部屋にベッドと扇風機があり、シャワーは水のみ。
一部屋1000ペソ(2,000円)。ちなみに、一緒に行った友人おすすめのAmor Farm Resortとは経営が一緒で、部屋の値段から、レストランのメニューまでまったく同じ。両方のレストランで食べ比べをしましたが、おいしいのは、明らかにAmor!予約をするなら、Amorです。

ジンベイザメを見るためには、Tourist Centerから出ている6人乗りの船に乗ります。他の観光客とシェアをして、1隻で3,500ペソ(7,000円)。
そのほか、観光手数料として外国人は300ペソ(600円)支払います。

船には、ガイド、船の上に上ってジンベイザメを探す人が一緒について来てくれます。

この人が、ジンベイザメの影を見つけると、ボートがすぐさまそのポイントを目指します。サメの近くで船を止め、シュノーケルとフィンをつけて、ガイドさんの合図で海へ飛び込みます。


2時間のツアーの間に、7,8回は飛び込んだでしょうか。
けれど、残念ながら透明度が良くなく、しっかりと見えたのは、4回ほど。それも、背中だか頭だか判断つかないけれど、白い水玉がすーっと目の前を横切る程度。もしくは、ちょっと濃い影が、ぼーっと数秒間ほど目の前に現れ、ぼーっとまた消えていくだけ。

見えなかったわけではないので不満はないけれど、欲を言えばもっと全体が見たかった。
だって、水玉と影だけじゃ、せっかく世界一大きな魚の大きさが感じられないじゃないですか。

次こそは、透明度の高い時に来て、ジンベイザメと一緒に泳ぐぞ。

2/22/2011

ラベル作り

ストリートチルドレンと一緒にやっているアクセサリー作り。
子供たちからの強い要望で、最近は毎週土曜日、週に一回やっています。

雨季の今はピリナッツの収穫が少なくなるので、市場でも生のピリナッツをあまり見かけません。
手元にある殻も少なくなってきたので、先週はアクセサリーにつけるラベル作りをやりました。

色鉛筆、絵の具、グリッターの入ったのりを使って子供たちに好きなように、
自由に絵を書いてもらいました。

完成したラベルの一部。
「Pili Kids」はブランド名。
子供の名前も記入してもらいました。

このラベルをつけて、3月にマニラで行われる日本人会の夏祭りで
販売します。

 

釜揚げ桜海老丼!ドン!










Daetの市場で、生桜海老を見つけました。
250グラムで、20ペソ(40円)と聞いて、即購入。

半分は沸かしたお湯でささっと茹でて、釜揚げ桜海老に。
もう半分は、ごま油で炒めてみました。
炒めたほうは、ほんのりピンクになりました。

炊きたてのご飯にのっけて、桜海老の2色丼!
日本から持ってきた粉わさびを溶いて、お醤油で。

もう美味しすぎて、美味しすぎて!

きっと掻き揚げやお好み焼きもおいしいだろうなぁ。
今度、ご近所の隊員を招待して、桜海老料理パーティーしようっと。