6/15/2010

無人島キャンプ!

配属先のNGOでは、若者に環境保全の大切さを教える
プロジェクトをしています。

今回は、無人島でキャンプをしながら環境保全の講義を行うツアーに参加しました。
Camarines Norte周辺の異なる地域から15歳から25歳ぐらいまでの若者30人が集まりました。
こーんな船に乗ること1時間。
こーんな景色の島に到着。


とても残念だったのは、この島がゴミだらけだったこと。
スナックの袋や、お酒のビンや缶、あかちゃんのオムツまでも残されていて、がっかり。

みんなで一生懸命ゴミ拾いをした後は、見違えるようにきれいになりました。

この子供達が大きくなって、バランガイオフィシャルやコミュニティリーダーになったときに、このキャンプのことを少しでも思い出してくれたらなぁ。

6/08/2010

引越しました

今まではNGOの事務所にある4畳ぐらいの宿泊施設で寝泊りしてました。

Daetでも探してみると新築のアパートもけっこうあるものの、
NGOの事務所近くは、家賃がJICAからの上限以上のものが多くて、
なかなか決まらず。

Daetの中心から5分ぐらいトライシクルに乗ったBorabodというところです。
古いくて、小さな2階建てのアパート。
1階がキッチンとリビングスペース、2階に6畳ぐらいの部屋が2部屋あります。
アパートの周りは住宅地ですが、数軒先は見渡す限りの田んぼっ。

この場所の最大の魅力は、
海まで歩いて15分!

毎日ジョギングして、海で泳いでから出勤したら、
数ヵ月後には痩せられるかな~。

部屋の写真はまた別の機会にアップします。

6/04/2010

オーガニックファーム見学 その2

有機肥料を作っているところを見学に行きました。


それぞれ別々に発酵させた鶏糞、牛糞、豚糞、ココナッツ繊維を細かく砕いたもの、もみ殻くん炭、土を混ぜ合わせて肥料にします。
販売用の肥料は、ふるいにかけてから袋詰めされます。


1袋50kg、250 peso(約500円)で農家に販売しています。

この有機肥料を使って育てられた立派なナス。
このナスを育てた29歳の若い農家のGolden hands.
 

6/03/2010

オーガニックファーム見学 その1

Daetからジプニーで10分ぐらいのところにあるBasudのオーガニック農場を見学。



パパイヤ、とうもろこし、ナス、とうがらし、ピーマンを有機栽培で育てています。


この男性がこの農場で有機肥料を作る技術指導をした方。

実は、本職はマッサージ師。
10年かけて独学で有機農法について学び、今では若い農家に肥料の作り方を教えたり、相談を受けたり、毎日大忙しだそうです。

この農場のオーナーと、フィリピンで農業に携わる人がいつまでも貧困から抜け出せない理由について話しました。
彼曰く、原因のひとつは政府にあると。

"The government imports vegetables from other countries when the local farmers want to sell thier vegetables. We try to sell with high price, but the government imports the same vegetables at the same time. So the price becomes lower. They are not helping the farmers."

ちなみに、ここで収穫された野菜は、Daetの市場で、特にオーガニックであるという表記もせず、オーガニックではない他の野菜と同じ値段で売られています。