12/16/2010

3rd Daet Kiteboard International OPEN!

それぞれの国のトップ選手が勢ぞろい!

こんなにたくさんの外国人(私も含む)がDaetで一度に集まるなんて、初めて見ました!
思わず興奮っ!
けれど、日本人選手がいないのが残念。

ウェルカムディナーでは、大学生によるフィリピンの伝統ダンスも披露されました。

大会は昨日から始まり、18日までです。

12/15/2010

超熟女会パーティー

毎週、土曜日と日曜日の朝6時から、Bagasubasのビーチでエアロクスをしています。

参加するようになってから、ほぼ半年。

すっかりクラブの一員と認識されるようになり、このクラブのクリスマスパーティーに行ってきました。
男性のメンバーもいるのですが、パーティーに来たのはほぼ全員女性。

最年長85歳のおばあちゃんを筆頭に、女子会ならぬ、超熟女会(もしくは長寿女子会?)のようでした。



 メニューは、パラボックというオレンジ色のソースのかかった海鮮スパゲッティのようなもの、もち米のお菓子、チキン丸焼き、フルーツ各種。





クリスマスですから、もちろんプレゼントもあります。

それぞれ100ペソ(200円)分のプレゼントを買って、みんなで輪になって交換しました。



私は、鍋をもらいました。
一人分のお味噌汁を作るのにちょうどいい大きさ。

それにしても、私黒いなぁ。

パコ

最近、Pakoというシダ系の野菜にはまっています。
わらびのようなk、こごみのような、日本ではみたことのない野菜です。

これを湯がいてから、サラダにして食べます。

この日のランチは、パコとえびのサラダ、










えびのスパイシー素揚げ。









クミンパウダー、おろしにんにく、しょうが、生唐辛子で味をつけてから揚げました。

おいしかったー!

12/13/2010

ピリブレスレット③

この前のブレスレット作りは、州の社会福祉課と協力してやりました。

今度は、Daet市の社会福祉課からお誘いを受けました。


州と市の社会福祉課は、両方ともストリートチルドレンの支援をしていますが、
全く別の地域で、別々の活動をしています。
残念なことに、情報共有も連携した活動も特にないようです。

私がストリートチルドレンの支援をしていることを聞きつけたらしく、社会福祉課の方がNGOまで訪ねてきてくれました。


「ストリートチルドレン向けのアクティビティをしたい。子供達は私達が集めるから。」
「食事とおやつも出したいわね。」
「一回きりでなく、継続しましょう!」

おぉ、やる気十分っ!!

「で、予算が全くないんだけどどうにかならないかしら?」
(どうにかなると思った上での発言。)

あぁ、やっぱりそうきたか。

場所はNGOを使わせてもらえるし、道具は前回のを使えるので、
必要なのは食事代だけ。

しょうがない。
食事代はクリスマスギフトということで、私が負担。
さらに、おやつは手作りすることにしました。
(だから、あのきんつば60個なんです。)



で、当日に集まった子供達はなぜか男の子10人。

集合するなり、NGOの玄関前でおしっこをするわ、オフィスを走り回るは、大騒ぎ。
さて、どうしたものかと思いましたが、作業を始めてみると、びっくり。


今までのどの子供達よりも、
集中力と根気がありました。

ご飯にしようと声を掛けても、もうちょっとしてからと手を止めません。




どーです、この出来っ!
写真だと伝わりにくいかもしれませんが、私が見本で作ったもの以上にきれいなブレスレットができました。





ストリートチルドレンの中には、学校にいっている子もいますが、今回参加した子供達は全員学校に行っていないそうです。

なぜ?と聞くと、
「Walang(ない) pera (お金)」の一言。


小学校は無料だけれど、鉛筆やノートを買うお金がないから
行けないのだそう。

鉛筆なんか友達から貸してもらえそうなのに。
ノートなんか裏紙使えばいいのに。

「学校に行きたい人?」と聞くと、全員が手をあげました。

何一つ不自由なく恵まれた学校生活を送った私と、
Daetで生まれ、学校に行くたくても行けず、物乞いをする子供達。

何がこの差を生むんだろう。
生まれた場所が違うから?
親が貧乏ではなかったから?

まるで生まれた瞬間から人生が決められてしまっているみたい。
子供達には何も責任は無いのに。

この子供達が他の子供達と同じように学校に行けるようになるために、
私は何ができるだろうか。

これまでもストリートチルドレンの問題に無関心ではなかったつもり。
けれど、子供達と一緒に時間を過ごしてみて、
初めて真剣に自分自身に問いかけた気がします。

12/12/2010

国際カイトボーディング大会開催!


12月14日から18日まで、DaetのBagasbasビーチにて、国際カイトボーディング大会が開催されます。



カイト(凧)で受ける風の力を使って水上をボードで滑走するこのスポーツ。
陸に向かって吹く風が強まる11月~2月は、絶好のシーズンだそうです。


今年で3年目。17カ国から選手が参加するらしいのですが、残念ながら日本の選手はいないそう。

と、Daetの市長からお誘いが。
「日本の代表として、開会式とウェルカムディナーに参加して」

選手でもなんでもないですが、18カ国目の代表者として行ってきます!

誕生日

おじいちゃんの孫のアントネットの5歳の誕生日。


特別のこの日はお姉ちゃんにお化粧をしてもらって、
キティちゃんの刺繍の入った上下セットの洋服を着て、



こーんなにかわいくなりました。


歩いてくる私を遠くから見つけて、
「マムリーカー!」と喜ぶ姿が、本当にかわいいんです。

はぁ。
日本につれて帰っちゃうかもしれない。


12/11/2010

きんつば

最近買ったさつま芋がホクホクで美味しかったので、
きんつばを作ってみました。

60個。

さつま芋1.5kgを茹でて、
裏ごして、
砂糖とコンデンスミルクで甘みをつけ、
形を整えてから、
一面一面衣をつけて焼きました。

味は、2種類。
シナモンとレーズンを加えたものと、
シンプルにさつま芋だけ。

自分で言うのもなんですが、傑作。


けど、恐らく最初で最後。もう作りません。

レシピを見たときには、超かんたーん!なんて思ったけれど、
甘かった。

1.5kgを裏ごしするのに、1時間。

衣をつけて焼く作業
1個に、6面。
60個で、360面。

立ちっぱなしの汗だくで、さらに2時間。

終わったの夜の11時半。
さすがに自分でも何でこんなに頑張ってるのかわからなくなりました。

ピリブレスレット②

先日ストリートチルドレンを集めるのに協力してもらった
州の社会福祉課から、お誘いをうけました。

今度は、虐待を受けた経験のある子供達が暮らしている州の施設で
ブレスレット作りの指導をしてほしいと。

現在11歳から17歳まで10人の女の子が一緒に暮らしています。

月曜日から金曜日までは普通の子供達と同様に学校に行きますが、
土日は外出せずに、施設の中で手芸をしたり、料理を習ったり、
ちょっとした畑仕事をしたりして過ごしているそうです。

辛い経験をしている子達とどう接すればいいのか不安でしたが、みんなとても明るく、元気な子達ばかり。

日本は高いビルばかりなの?日本では雪が降るんでしょ?
と日本のことについて興味津々。

話をしながら作業をしていると、時間が経つのがあっという間。
3時過ぎには20個以上のブレスレットができました。

来てくれたお礼に!とみんなが私に一つずつ、合計10個のブレスレットをくれました。

今度はネックレスが作りたい!と目をキラキラさせながら彼女達から提案が。


子供達によってアイディアや工夫が生まれてくるのは、とても嬉しいことです。

12/10/2010

猫だんご

おじいちゃんの家にいる猫達は、とても仲良し。

仲良しすぎて、ある日部屋でこの状態。

人間がわざとやったのではなく、この子達が自らこの状態になったみたい。
次の写真は10分後に別のアングルから撮ったもの。














ぐっすり。。。
果たして、寝心地がいいのかどうか。


そして、この子が私のお気に入り。
美人でしょー? 

って、男の子だけどね。




100ドル

ブレスレット作りのプロジェクトのために、
UNVから支給された額は、100ドル(4,300ペソ)。

以下が内訳です。

筆 3本 119.75ペソ
ペイントシンナー 1ビン 30ペソ
紙やすり 20枚 382ペソ
棒ヤスリ 2本 240ペソ
ネイルポリッシュ 11本 130ペソ
藁半紙 5枚 20ペソ
手動ドリル 1個 180ペソ
ドリルビット 1本 55ペソ
ナイロン糸 3袋 60ペソ
ビーズ 5袋 170ペソ
有機米 25キロ 900ペソ 
手作りキャッサバケーキ 40個 624ペソ 
ケータリング 30人分 1400ペソ ★

合計 4310.75ペソ

サンプルを作るために自分のお金で購入した道具なども
ありますが、100ドルあれば、ブレスレット作りに必要な
道具や素材だけでなく、30人分の食事まで準備できました。

一人の男の子に、「最後にご飯を食べたのは?」と聞くと、
「昨日の朝。ご飯と干した魚を食べた。」と。

注目したいのは、★の項目。
3,000円(1,500ペソ)あれば、子供達30人がお腹いっぱいになれる食事を用意できます。


子供達に食事を配るだけの活動はしたくありません。
待っていれば食事にありつけるという考えを強めるだけだと思うから。

今回のプロジェクトの目的は、ブレスレットを作って販売することで、
彼らの収入にし、自立を助長すること。

一回きりで終わらせることなく、これから最低でも1ヶ月に1回は続けていこうと思います。

12/08/2010

国際ボランティアデイ

12月5日は国際ボランティアデイです。

2011年が国際ボランティア年の10周年になるのを記念して、
1つのプロジェクトあたり100ドル(4,300ペソ)の資金を支給してもらえるという
UNV(国連ボランティア計画)のプログラムに応募しました。

ストリートチルドレンと一緒にピリナッツのブレスレットを作るプロジェクトを
企画し、めでたく承認が下りたので、先日このプロジェクトを実行!

ご近所の隊員や、Daetにいる友人、市場で顔なじみのおじちゃんやおばちゃん、Camarines Norte州の社会福祉課の人など、いろんな方が本当に快く賛同してくれて、協力をしてくれました。

8時半の集合時間に集まったストリートチルドレンは
4才から17歳まで60人以上。
25人分の食事しか用意できなかったため、必ず別の機会を企画することを約束して、35人には泣く泣く諦めてもらいました。

予めピリナッツの殻と紙やすりを配ってしまったのがよくなかったのか、
席に着くなりいきなりヤスリがけを始める子供達。
待って!と言ったところで、止まるわけが無い。

ポジティブにとらえれば、
やる気満々。

マイナスにとらえれば、
言うことをきけない。

説明も半ばのまま、
どんどん進みます。

といっても、作り方はごく簡単。
1. ドリルで殻に穴を開ける
2. 殻の表面にやすりをかける
3. ニスを塗る
4. 糸を通す

途中で興味が無くなり遊び始める子もいましたが、
お昼前までにほぼ全員がヤスリがけを終わらせました。

お昼ごはんには、キッチンのスタッフと相談して決めた栄養満点メニュー。

有機のご飯、
いわしの素揚げ
豆のスープ
ビーフンと野菜炒め
バナナ

山盛りのご飯があっという間になくなりました。

食べ終わると、子供達は自らすぐ部屋に戻って黙々と作業を開始。

3時すぎには、なんとか30個近くのブレスレットが完成しました。





大人のスタッフによる品質管理チェックをパスしたものは、スタッフが1つ20ペソ(40円)で買い取ることに。





子供達には厳しすぎるかとも思いましたが、働いてお金を得ることはそう簡単ではないことを理解してもらうためにも、1つ1つなぜ認められないのかを子供が納得するまで説明しました。

最終的には、合計10個のブレスレットが売れました。

売れた子も、売れなかった子も、
最後にはみんな笑顔でパチリ。

朝の硬い表情が、最後にはみんな笑顔に変わっていたのがとてもうれしかった。


多くの子供が口々に、また絶対にやりたい!というので、
月一回の行事にしようと提案すると、みんな大喜び!

大成功のうちに終わりました。

といいたいところが、ちょっとした問題も。


一生懸命ヤスリで磨いた殻が途中で無くなってしまった子が
2人もいたのです。
作業の部屋には子供達以外は誰も出入りしていないので、
無くなるはずがないのに。

疑ってはいけないと思いつつも、やっぱり子供の誰かが
盗んだとしか思えない。

笑って作業していれば普通の子供となんら変わらなく見えるけれど、
本当は親に捨てられたり、もしくは親から指示されたりして、
学校にも行かず物乞いをしている子供達なんだと気付かされた瞬間でした。

盗むことがよくないことだと教えてもらえる環境にいないのだから、
子供達を責めてはいけないと思い、
このことについては、何も言わずに終わらせてしまったけれど、
果たしてこれでよかったのかな。

これから続けていくうちに、ブレスレット作り以外のことも少しずつ教えていこうと思います。

12/06/2010

スターアップル

っていうらしいです、この果物。

Wikiで調べたら、和名はスイショウガキ。
初めて見る果物です。


高い木にまるでりんごのようになっていて、
初めは黄緑で、熟すと赤紫になるそう。

食べられるのは真ん中の部分だけで、皮に近づくとえぐみが強くなります。

食感がまさに熟すぎた柿!
なるほど、和名のガキはここから来てるのかも。

味は、うーん。似た味の果物が思いつきません。
甘いのですが、南国フルーツにある強い甘みではなく、
さっぱりしていて、ほんのり酸味があって。
これはフィリピンに来て食べてもらうしかないかな。

これからが旬だそうです。

12/05/2010

マニラで・・・

11月にマニラに行った時のことをまだブログに書いていなかったので、
ここでいっきにまとめて。

半年に1回開かれる隊員総会が参加するのが目的でした。
これは、フィリピンの協力隊員が集まって、活動の報告をしたり、
安全や健康管理についてや、JICAの所長さんや次長さんのお話を聞いたりする会。

総会日程中には、任地の特産品や活動で生産された商品を販売する時間もあります。
私はおじいちゃんのオーガニックの赤米販売し、めでたく完売。
(1kg 60ペソ(120円))

50Kgの米を運ぶために、Daetから9時間かけてバスに乗って来た甲斐がありました。
ドミトリー(隊員ための寮)では、久々のお酒とともに友達の手料理に舌鼓。
普段食べたいとも思わないピザも、みんなと一緒だと美味しくいただけてしまうのはなぜだろう。


お酒の力を借りて、夜中の12時過ぎから高倉式コンポストの種作りもしちゃったり.






久しぶりに友達と会えて、
うれしくって、うれしくって。
いっぱい話して、笑って、踊りました 。





エネルギーフルチャージ!みんな、ありがとう。
次に会えるのを楽しみに。
そして胸を張って活動の報告を出来るように頑張ろうっと。







2度目の田植え

また田植えのシーズンが来ました。
今回は私もお手伝い。
有機農業の推進に来ているのに、実は田植えをしたのは初めて。
肌で感じる泥の冷ぬるっとした感触、たまりません。





縦と横に引かれた線の交わったところに植えていくのなんて簡単!と思ったら、意外と難しい。

後ろにバックしながら植えていくので、自分の足跡で線が消えてしまうのです。自分が植えたところを見ると、真っ直ぐじゃない。
性格が出てしまいました。

日の光が根元まで届くように、稲の稲の間を30センチほどあけて植えるのがポイントだそうです。
有機栽培を続けて土が元気になればなるほど、この間隔を更に50センチほどまで広め、植える稲の量が減っても、収穫量は保てるそう。

2週間ほどしたら、雑草取りも手伝いにいこうっと。

12/03/2010

最高記録

先週はこれでもか~~!!
というほど雨が降りました。

ちょっとやそっとの雨ではありません。
台風のように暴風を伴う大雨が
一日に何度も。

   
フィリピンに来てからこんなに雨が降るのは初めて。
もしかしたらDaetには下水のシステムがないのでは?と思うぐらい
強く降り始めるとすぐに町のあちこちが洪水状態になります。
特に、貧しいエリアでは、家の床が直に土のことが多く、
いとも簡単に浸水してしまいます。

この雨の影響で経験した最高記録を2つ。

1. 今までで最長の停電:1.5日
おかげですっかり冷蔵庫の霜取りができました。
ロウソクの光でご飯を食べた後には特にすることもなく、
7時には早々と就寝。

2. 一度に殺したゴキブリの数の最高記録:38匹
雨が止んだ合間に洗濯をしようと、
外においてある洗濯機のスイッチを入れた途端、
洗濯機の下に隠れていたゴキブリが一気にブワァ~と壁を這って出現。

まるで消火器を使うかのように殺虫剤を撒いた後、一時退避。
しばらくしてから仕留めたゴキブリを一匹一匹つまみながらバケツへ。
思わず数えずにはいられず、結果この数。
ゴキブリのサイズは、生まれたばかりであろう1センチほどのものから、親分格であろう7~8センチサイズまで様々。

逃がしてしまったものも確実にいるので、
7割ほど殺したとしても約50匹強はいたのか!
よくゴキブリを1匹みると、実際は100匹いるといいますが、
もしこれが本当だとすると、私の家には、5000匹いるってことでしょうか。
はぁ、失神しそう。。。
  
放心状態から覚めてから、記念に?写真に収めようと思い
外に捨てたゴキブリを見に行くと、あれ?数匹しか見当たらない。

もしかするとドイツ製の殺虫剤なんかじゃへこたれず、
生き返って逃げたのかも。。。
もしくは、外で放し飼いのニワトリの親子が食べちゃったか。

2月に雨季が終わるまで、こんなゴキブリとの格闘が続くかと思うと
今まで味わったことの無いぐらいに憂鬱な気分。

これも最高記録。