2/22/2011

ラベル作り

ストリートチルドレンと一緒にやっているアクセサリー作り。
子供たちからの強い要望で、最近は毎週土曜日、週に一回やっています。

雨季の今はピリナッツの収穫が少なくなるので、市場でも生のピリナッツをあまり見かけません。
手元にある殻も少なくなってきたので、先週はアクセサリーにつけるラベル作りをやりました。

色鉛筆、絵の具、グリッターの入ったのりを使って子供たちに好きなように、
自由に絵を書いてもらいました。

完成したラベルの一部。
「Pili Kids」はブランド名。
子供の名前も記入してもらいました。

このラベルをつけて、3月にマニラで行われる日本人会の夏祭りで
販売します。

 

釜揚げ桜海老丼!ドン!










Daetの市場で、生桜海老を見つけました。
250グラムで、20ペソ(40円)と聞いて、即購入。

半分は沸かしたお湯でささっと茹でて、釜揚げ桜海老に。
もう半分は、ごま油で炒めてみました。
炒めたほうは、ほんのりピンクになりました。

炊きたてのご飯にのっけて、桜海老の2色丼!
日本から持ってきた粉わさびを溶いて、お醤油で。

もう美味しすぎて、美味しすぎて!

きっと掻き揚げやお好み焼きもおいしいだろうなぁ。
今度、ご近所の隊員を招待して、桜海老料理パーティーしようっと。

インターネットが切れる理由

先週、インターネットが使えない日が4日間も続きました。
これまでも接続の具合が良くないことはありましたが、
こんなに長いのは初めて。

仕事から帰る途中に、BayanTelのロゴが入ったトラックを見ました。
電柱の上で何か作業をしていたので、そばにいた作業員に
インターネットがつながらないんだけどと聞くと、一言。

「線が切られて盗まれたから、インターネットが使えないんだよ」

数百はありそうな細かいケーブルが束ねられた太い線が、
確かにぶっちり切断されているように見えます。

切って盗んだ人もすごいけど、
切られた線を元通りに戻せる人はさらにすごい!

以前、銅線やケーブルを盗むケースがフィリピンではよくあると聞いた事があります。
銅線は特に高く売れるらしい。
そのため、線を盗まれる心配のない、インターネットを無線でつなぐ装置の
需要が高まっているとのこと。

ちなみに、Daet周辺で使えるインターネットプロバイダーは3社。
Globe、Smart、BayanTel。

私は、BayanTelのDSLサービス 1M 999ペソ(約2,000円)/月を使っています。
時々遅いかな?と感じることもありますが、特にイライラすることもなく、
問題なく使えます。

2/17/2011

家族の一員

前日までの雨がうそのように晴れて、撮影日和となりました。

私がいつもお世話になっている、ジョージおじいちゃんの稲がちょうど収穫時だったので、収穫の様子と、農家の定例会議の様子を撮影しました。

農作業の様子を撮影し終わり、「りかはどんな人ですか?」との問いかけに、
ジョージおじいちゃんが一言。

「自分の家族のようだ」、と。


そして、その後いつ終わるのかと周りが苦笑いし始めるほど、延々と私の自慢話を話し続けるジョージおじいちゃん。

もしかしたら、カメラを意識して8割はお世辞だったのかもしれないけれど、そうだったとしても、私はとてもうれしかった。


なぜなら、これまで私がもっとも力を注いだのは、農家の人たちとの関係作りだったから。

時には、朝5時から農作業を手伝ったり、

どしゃぶりの雨でもちょっと挨拶をするためだけに会いにいったり、

たくさん食べるとみんなが喜んでくれるので、訪問する家ごとに、勧められるままに1日3回もお昼を食べたり、(1回に盛られるご飯の量は、日本のお茶碗の2杯分はあります!)

3回もお昼を食べた後に、さらに勧められるおやつも残さず食べたり、(そんな時に限って、おやつは超ヘビーなキャッサバやサツマイモだったりするんです。)

時には一緒にご飯を作ったり、

一緒にお昼寝もしたり。


はたから見たら、仕事をしているとはいえないような毎日の繰り返しが、今ある信頼関係につながっていると思うから。

今では、日々の悩みや、借金の額など、かなりパーソナルなことまで話せる関係です。

そういえば、最近の私は、どうすれば関係を良くできるかを考えながら行動していない気がする。
きっと私自身も、村の人々に心を開いてきていて、仕事の私よりも素の私が前面に出ているからかな。

私の目下の課題。
それは、ここまで私を受けいれてくれた人々に、どう恩返しをするか。

今の関係を崩さぬまま、彼らの生活にプラスとなる変化を起こせるか。
これから1年のチャレンジです。





2/10/2011

Allvino's













撮影に同行しているJICAの調整員の方に、晩御飯をご馳走になりました。
行ったのは、鳥の丸焼きがおいしいと評判の「Allvino's」。

一番に注文したのは、ビールタワー!
3リットル分たっぷり入っています。
見た目は圧巻!けれどビールがすぐにぬるくなって、いまいちらしい。

こんなのが頼めるお店がDaetにあるなんて知りませんでした。

これ以外にも、

Lechon Manok(鳥の丸焼き)
Allvino's Pizza
Cesar Salad
Spicy Thai Squid
Fish Stake

を注文。

はぁーお腹いっぱい!
ごちそうさまでした。

テレビ取材!!

ほんとうに突然、
TV取材の依頼を受けました。

BS-TBSの『榊原・嶌のグローバルナビ』という番組。

会社を休職し青年海外協力隊に参加できる「現職参加」という制度を利用している隊員の様子を番組の一部で紹介するのに、私を指名していただいたようです。

最初に連絡を受けてから6日後には、ディレクター兼カメラマンの女性がDaetに到着。撮影日程は、3泊4日。調整の早さとフットワークの軽さに驚きました。

ひとまずこの日は、NGOのオフィスで立ち話や打ち合わせをしているところなど、オフィスワークの様子を撮影。




その後、NGOのスタッフと一緒に、日本から購入してきた残留農薬テストキットを使って、NGOが有機農法を指導した農家のお米が本当に農薬を使わずに育てられているのかを検査しました。

使ったのは、アグリケムという製品。知識も経験もない私でも、説明書どおりにやれば検査できてしまうという優れもの。5回分の検査が可能で、楽天で、7,000円弱也。


もし残留農薬が検出されれば、容器の液体は白のまま。
もし検出されなければ、液体は青に変わります。





右側が検査をしたいお米を溶かした液が入っています。

30分後。

よく見てみると、白い・・・・。
つまり、農薬が検出されたということ。


 私もスタッフも、思わずそろって深いため息をつきました。

付き合いの長い農家さんだけに、できることならば疑いたくない。
スタッフと一緒に、栽培時期以外で化学物質が混じりこんだ可能性を考えました。

近くの田んぼで使っていた農薬が風で飛ばされてきたのかも。
籾の乾燥や精米の段階で、化学物質が混じりこんでしまったのかも。

と、話し合うこと20分。ふと、もう一度テスト結果を見たスタッフが、
「青くなってるー!!」








確かに青い!かぎりなく陰性に近い青です!
いやー、やっぱり嘘じゃなかったんだね、とみんなで手をたたいて大喜び!


が、本当に陰性と判断してよいのかどうか。
正直不安が残ります。

説明書で指定された時間以上待った後に現れた色は、果たして本当の結果なのかどうか。

それ以上に、農薬を使って育てられたお米を検査したら、本当にそれが検出されるのかも自信がない。

と、こんな調子で大騒ぎをしながらやった検査の様子も、全部撮影してもらいました。

どんな映像になっているかは、2月19日(土) 8:30-9:30まで、BS-TBSの『榊原・嶌のグローバルナビ』で!

2/02/2011

野菜の種まき










NGOの裏庭に、畑を作り始めました。

一人で。

NGOのスタッフの人は、プロジェクトで忙しいし、
いつも家畜の世話をしているブラザーたち(修道士)は、
研修で不在。

種をまくなら1月か遅くても2月までだよ、と言われたので、
だったら一人でもやるきゃない。

シャベルで、固い土を掘り返し、有機肥料を混ぜながらほぐしていきます。
30分もすると、汗だらだら。種まきってこんなに重労働だったのか。

大根
冬瓜
チンゲン菜
空心菜

を植えました。

ちゃんと芽がでますように。

こんなところで活躍しています。

先週末は用事がありマニラに行きました。

空港に着いて、ターミナルまで移動するバスにのると、
あれ?あれ?

日本語が目に飛び込んできました。











日本で使われていた路線バスは、現在マニラの空港で
乗客を運ぶバスとして使われています。