ほんとうに突然、
TV取材の依頼を受けました。
BS-TBSの
『榊原・嶌のグローバルナビ』という番組。
会社を休職し青年海外協力隊に参加できる「現職参加」という制度を利用している隊員の様子を番組の一部で紹介するのに、私を指名していただいたようです。
最初に連絡を受けてから6日後には、ディレクター兼カメラマンの女性がDaetに到着。撮影日程は、3泊4日。調整の早さとフットワークの軽さに驚きました。
ひとまずこの日は、NGOのオフィスで立ち話や打ち合わせをしているところなど、オフィスワークの様子を撮影。
その後、NGOのスタッフと一緒に、日本から購入してきた残留農薬テストキットを使って、NGOが有機農法を指導した農家のお米が本当に農薬を使わずに育てられているのかを検査しました。
使ったのは、
アグリケムという製品。知識も経験もない私でも、説明書どおりにやれば検査できてしまうという優れもの。5回分の検査が可能で、楽天で、7,000円弱也。
もし残留農薬が検出されれば、容器の液体は白のまま。
もし検出されなければ、液体は青に変わります。
右側が検査をしたいお米を溶かした液が入っています。
30分後。
よく見てみると、白い・・・・。
つまり、農薬が検出されたということ。
私もスタッフも、思わずそろって深いため息をつきました。
付き合いの長い農家さんだけに、できることならば疑いたくない。
スタッフと一緒に、栽培時期以外で化学物質が混じりこんだ可能性を考えました。
近くの田んぼで使っていた農薬が風で飛ばされてきたのかも。
籾の乾燥や精米の段階で、化学物質が混じりこんでしまったのかも。
と、話し合うこと20分。ふと、もう一度テスト結果を見たスタッフが、
「青くなってるー!!」
確かに青い!かぎりなく陰性に近い青です!
いやー、やっぱり嘘じゃなかったんだね、とみんなで手をたたいて大喜び!
が、本当に陰性と判断してよいのかどうか。
正直不安が残ります。
説明書で指定された時間以上待った後に現れた色は、果たして本当の結果なのかどうか。
それ以上に、農薬を使って育てられたお米を検査したら、本当にそれが検出されるのかも自信がない。
と、こんな調子で大騒ぎをしながらやった検査の様子も、全部撮影してもらいました。
どんな映像になっているかは、2月19日(土) 8:30-9:30まで、BS-TBSの
『榊原・嶌のグローバルナビ』で!