Daetから車で45分くらいの海沿いの小さな村。
燃えるごみと燃えないごみの分別、資源はリサイクル、使えるものは再利用、ごみの減量をこの村の住民に理解してもらうことが目的。
プロジェクターで資料を映し出す場所がなかったので、壁に白いシーツを張って準備完了。
まずお祈りから始まって、その後聖書の一説の朗読があり、今回のセミナーの目的を説明。
「じゃ、そろそろお腹も空いてきたので、ミリエンダ(10時のおやつ)にしましょう!」
ビーフンと食パン、ココナッツジュース。誰が考えたんだこのメニュー。
みんな次から次へとおかわりの列へ。どう見てもおやつレベルじゃない・・・。
30分後にセミナーを再開。
しばらくすると、突如「それでは、ここでアイスブレーカーです!」と音楽が始まり、
みんなで踊りましょうと声をかけるNGOメンバー。
今日のトピックとも全く関係のないアクティビティですが、参加者は大喜び。
「ちょうど12時になりましたね!お昼にしましょう!」
茹でたカニ、豚のスープ、イカ炒め、野菜炒め、山盛りご飯、デザートにパイナップル。
大人は昼寝をしたり、こどもは遊んだり、たっぷり1時間半のお昼休み。
午後はワークショップ形式でゴミ分別に関して、今日から何をするか宣言シートを作成してもらいました。
バナナの皮に包まれたお餅のようなお菓子で、キャッサバの中にココナッツの餡のようなものが入っていてとっても美味しいそうです。(さすがにもう食べれなかった)
4時ちょっと前になり、ようやくセミナーも終了。
NGOのメンバーが女性のグループと話をしているのを聞いていると、
「今日は全部でいくらだった?」
「全部で大体4000ペソ(約8000円)ぐらい」
(買ったもののリストが手渡される)
なるほど。そういうことか。
NGOがミリエンダやお昼の代金を払うことになっているようです。
どうりで豪華なわけだ。
<気になったこと>
1. 資料の半分ぐらいが英語。パワーポイントは文字でびっしり。
参加者は本当に理解できている?
2. NGOのメンバーが一方的に話す場面が多く、理解しているかどうかの確認がない
3. ミリエンダとお昼の準備に一生懸命になりすぎて、参加していない人が数名
4. 時間が経つにつれて参加人数が減って、食べ物が出てくると戻ってくる