偶然にも、配属先のNGOの代表である神父さんの誕生日も9月8日。
特別なこの日、NGOでは2つの慈善イベントを行いました。
1つ目は、NGOの事務所に100人を超えるストリートチルドレンを集め、お昼御飯をふるまいました。
2つ目は、Daetにある刑務所にいる120人近い囚人に、お昼ごはんのデリバリーを行いました。NGOのスタッフも朝からキッチンで大忙し。200人分の料理を一度に作るのは、並大抵のことではありません。
お昼ごはんの時間もとっくに過ぎた2時過ぎにようやく刑務所までお弁当を届けることができました。
ついでに、刑務所の中も案内をしてもらいました。
中には広さ12畳ほど牢屋が3つしかありません。
1つの牢屋に40人近くが文字通り押し込められて生活していました。
どう見ても十分な数のベッドはありません。
1つを3人でシェアするのか、床やベッドの下にもぐりこんで寝るのか。
持っていったお弁当は喜ばれてうれしかったのですが、いくら囚人だからだといってもこんな環境で生活を強いられている人を目の当たりにして、心が重くなりました。
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