NGOでは養蜂の指導をした同じ村で、ティラピアの養殖の指導も行っています。
この農家は5年前までは稲作をしていたそうですが、年々収穫量が減少し、収入も減り始めたので、SPACFIの技術協力の下、田んぼを養殖池に変更したとのこと。
現在9つの養殖池があり、1つの池には約200匹のティラピアがいるそうです。
2ヶ月に1回のペースで200匹を収穫し、1Kg100ペソ(200円)で販売するとのこと。
ティラピアのほかにも、コプラやココナツの殻の炭、バナナ、野菜の販売や、役所に勤める奥さんのお給料もあるので、月に6,000ペソ(12,000円)近い収入があるとのこと。
月の平均収入が2,000ペソ~3,000ペソの家庭が多い中、6,000ペソはかなりよい方。
単作農業ではなく、複数の収入源を確保することで、収入が収穫量や価格の変動、気候に左右されることを防ぐことができます。
お昼はもちろんティラピアづくし。
ティラピアの炭火焼、ティラピアの素揚げ、ティラピアのココナッツミルク煮。
新鮮で淡水魚によくある臭みも全くなく、鯛のような味がしました。
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