先週の新聞にこんな記事がありました。
「フィリピンが国連ミレニアム開発目標の1つとしていた貧困率を12.5%まで削減する目標は、達成不可能になりそうだという見解を発表」
2015年までまだ5年もあるのに、もうあきらめちゃうんでしょうか。
そもそも現実にそぐわない目標を立て、無理だとわかったら潔く見込みなし!と宣言。
あまりこういうことを言いたくないですが、何ともフィリピンらしいというか。
また別の数ヶ月前の新聞に、フィリピンの国民性について意見を述べている記事がありました。
スペイン、アメリカ、日本に占領された歴史を持つフィリピンの人々は、従うということに慣れ、頑張ることを忘れてしまったのではないか、と。
もちろんすべてのフィリピン人に怠け癖があるということではありません。私の配属先のNGOのスタッフは、週末でも無給で人々のために働く人ばかりです。
ただ、フィリピンに来てから約6ヶ月経ちますが、あまり歯を食いしばりながらとか、がむしゃらに何かをしている人の姿をまだ見ていないような気がします。
7月に新しくなったばかりの政府には、もうしばらくはがむしゃらに頑張ってほしいものです。
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