黒い皮と果肉の中に、硬い殻に包まれた細長く両端が尖った実があります。
硬い殻を割ってナッツを取り出し、砂糖をまぶしたり、ローストされたものがお土産屋さんで売られています。ピーナッツより軽い食感ですが、実は脂質がすべてのナッツの中でも一番高いとか。
脂肪分が多いナッツだけあって、皮と果肉の部分だけを集めて絞るとオイルが取れます。
豆絞りのような布で、果肉を絞って、絞って、さらに絞ります。
しばらくすると絞り汁の表面に油が浮いてきます。
それを鍋で熱して、水分を蒸発させると、油だけが鍋に残ります。
250個のピリナッツから取れた油はおよそ500~800ccぐらいでしょうか。
丸一日かけて、さらにすべて手作業でとれた油は大変貴重です。
料理に使っても、飲んでも、化粧品として使ってもいいそうです。
今回は試作品ですが、今後販売も検討するそう。
ちなみに、今回の作業はPilinuts Growers and Processors Associationという団体の活動。
なぜか、PhilnutsのGrowerでもProcessorでもありませんが、私もメンバーになりました。
(メンバーにさせられた、のほうが的確な表現かも)
次回の活動は9月中旬。
楽しみです。
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