以前ブレスレットを作った子供達が、
今度はネックレスを作りたいと言っていたので、また施設を訪問しました。
ブレスレットを作った時は、私の見本と同じように作ってもらったのですが、
今度は彼女達に自由にデザインを考えてもらいました。
3色のビーズとピリナッツの殻を混ぜて好きなようにデザインしていいよ、と説明しましたが、出来上がっていくのは同じデザインのものばかり。
どうやら作業の一番早い子のデザインを、残りの子達は真似たようです。
それぞれの個性が出るかと思いきや、違うのはビーズのパターンぐらいで、それ以外は全く同じ。
なぜなんだろう。
仲良しの友達と同じがいいのかな?
違うデザインにするのが恥ずかしいのかな?
ただ真似るほうが簡単だからかな?
なんとなく、フィリピンの教育の影響があるのでは、と思っています。
同じ協力隊で小学校で働いている友人が、フィリピンの学校の授業は
ひたすら教科書を読みながら進んでいき、
子供達が自分の考えを述べる場面ば非常に少ない、
と言っていたのを思い出しました。
もしかすると、子供達の個性を伸ばすことは重視されていないのかもしれない。
自由に発想することを面倒くさがらず、恐れず。
そして、たとえ人と違っていても、胸を張っていられる大人になってほしい。
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