太陽が照りつける中、バケツリレー方式で収穫が行われます。
トラックに積まれたスイカはこの日のうちにマニラまで運ばれます。
1台のトラックの荷台いっぱいで5,000kg前後、45,000ペソ(9万円)で売られました。
このスイカがマニラの店頭に並ぶと、1kgで50ペソで売られます。
5,000kgのスイカを売り切るとすると、250,000ペソ(50万円)の売り上げ。
トラックに載せられてから店頭に並ぶまでの間に恐らく何人の仲買人がいるのでしょう。
仲買人の存在は、フィリピンで農業に携わる人々がいつまでたっても貧困に苦しんでいる原因の1つと言われています。
ひびが入ったスイカや小さすぎるものは、近所の人におすそ分け。
小さなひびが入っていたので、早速みんなで昼食のデザートに食べました。
切ったら真っ赤のスイカは、ジューシーで、甘くて、種まで甘くて本当に美味しかった!
収穫のシーズンは朝昼晩、おやつ、いつでもスイカを食べます。
ちなみに、食べ終わった後の皮は、ゴミ箱ではなく、そのまま外へポイッ。
(そもそもゴミ箱のようなものはなさそう)
そうすると、放し飼いにされている鶏やウズラがやってきて、残った赤い部分をつっつき、さらに残された部分は虫が食べ、さらに残ったものは、土へ返る。
家の周りがスイカの皮だらけになりますが、本来あるべき食物連鎖のサイクルが成り立っています。
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